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2023-03-07

FOODEX 初日、Mitagriと株式会社サントラストが台湾産ハタに関する協力覚書を締結



▲農業委員会 陳駿季副主任の立ち会いのもと、株式会社サントラスト社長 小山誠二氏とMitagri董事長 洪忠修氏が水産協力に関する覚書を締結



Mitagriは、FOODEX JAPAN初日において、日本の水産食品企業である株式会社サントラスト台湾産ハタに関する協力覚書を締結いたしました。
本覚書は、農業委員会の陳駿季副主任の見守る中、サントラストの小山誠二社長とMitagriの洪忠修董事長が署名したもので、両社は2025年中に台湾産ハタ50トンの販売を目指すことを約束しています。

また、地球規模で進行する経済・気候・環境の変動に対応するため、サントラストとMitagriは「水産業の持続可能な発展」を共通の使命とし、国際的な協力を通じてこれらの課題に取り組んでまいります。
今回の提携は単なる貿易にとどまらず、技術交流による国際市場の開拓を視野に入れており、日本をはじめ、第三国市場への台湾産ハタの展開を加速する予定です。

Mitagriはブランド化を通じて、台湾の農水産品を世界に広めており、近年では生産者・加工業者と連携し、国際的なサプライチェーンを構築してきました。バナナ金蜜パイナップル王蜜パイナップルなどが日本市場で高い評価を得ているほか、昨年からは台湾産ハタの輸出体制も整備し、シンガポールの高級市場やレストランへの出荷実績を持っています。

本年は、SUNTRUSTとの連携により、FOODEX JAPANでは台湾産の高級魚「龍膽石斑(ジャイアント・グルーパー)」30kgを展示。日本のバイヤーや消費者に向けて、台湾産ハタの品質と魅力を紹介しています。

日本は世界でも特に水産物の品質に厳しい国とされており、今回の提携において、サントラストが全国に展開する水産流通網を活用し、将来的には技術交流も通じて台湾産ハタの付加価値を高めていく計画です。
また、株式会社サントラストは小山社長が創業し、真鯛やブリなどの養殖に取り組み、「職人の精神」で鮮度と品質を追求する水産業界の先駆者として知られています。
サントラストの技術とネットワークを活かし、台湾産ハタが日本市場で信頼と支持を得られるよう取り組んでまいります。

MitagriとSUNTRUSTは、今後さらに連携を深め、第三国市場への進出も視野に入れた分業・協力体制を構築し、日台友好を商機へと発展させ、優れた水産品を世界へと広げてまいります。



 

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